【2020】添加物だらけのコンビニ食品は危険 ?

 厚生労働省が定める食品添加物の類は1600種類以上あり、日本の食品添加物の量は突出して多いと言われています。

 

毎日、毎食のようにコンビニの食品を食べつづけていませんか?

体内には化学物質を分解する酵素がないため、体に蓄積し続け、20~30年後を考えたときに、健康被害のリスクは飛躍的に高まります。

 

しかし添加物は「悪」とは言い切れないのも事実。食中毒を防いだり、腐敗を遅らせたり、自分で作れば1.2時間かかるものを、ものの5分でできる。恩恵を享受しながら危険性のみを取り上げることはできないと思っています。

 

食品添加物大国」と言われる日本で添加物とうまく付き合い、リスクを減らす方法としてどんな添加物が、どの食品に使われているのかを知る。そして自分で判断する力を身につける為にこの記事を書きました。

 

 ①危険性の高い添加物を知る

食品添加物のなかでは特に注意をしたい毒性の高いもの

タール色素(合成着色料の一種)

世界で初めて発がん性が指摘されたコールタールを原料に作られる色素成分。石油や石炭などから作られる物質。

≪含まれる食品≫

飴、和菓子、アイスクリーム、ソーセージ、ジャム、ガム、ゼリー、紅ショウガなど主に、色が鮮やかな食品

≪被害≫

免疫力低下、ホルモンバランスを乱す危険性。
EUでは合成着色料の一種「黄色5号」を使用した飲料には後述の表示が義務化されています。黄色5号の摂取により子どもの活動と注意力に影響を及ぼす恐れがある」

防カビ剤

保存料の一種。出荷までに時間がかかる輸入食品に、腐敗したりカビが生えたりするのを防ぐ目的で使用される。※超危険「OPP・TBZ・イマザリル・ジフェニル」
上記を使用する場合、表示義務がある。

≪含まれる食品≫

輸入された柑橘類

≪被害≫

発がん性

次亜塩素酸ナトリウム

塩素系殺菌剤の一つ。浴室に使われる防カビなどの主成分。切った野菜やフルーツを時間経っても変色させないために使用される。

≪含まれる食品≫

カット野菜、フルーツなど

≪被害≫

赤血球損傷による酸素運搬能の低下、腹痛、吐き気、嘔吐、下痢などの症状が生じる可能性がある。また新型コロナウィルへの殺菌効果が期待できるとして大量に商品として出回るが、空間噴霧をしないように注意喚起が行われている。

亜硝酸ナトリウム

発色剤である亜硝酸ナトリウムを使用してソーセージなどの加工肉を「肉っぽく」赤色に染める。しかし肉の変色を防ぐだけでなく、菌の繁殖を防ぐ、脂肪の酸化を抑えるなど食の安全を守る効果もある。

≪含まれる食品≫

ハム・ソーセージ・ベーコンなどの加工肉

≪被害≫

毒性が非常に強く、ヒトの致死量は約2g。※肉・魚に含まれるアミンという物質に結びつくとニトロソアミンという発がん性物質に変わる。

亜硫酸ナトリウム

酸化防止剤として使用。

≪含まれる食品≫

ワインなど

≪被害≫

発がん性。
フランス国立がんセンターによると赤ワインを常飲する人はがんの羅患率が168%増加すると発表、2009年 フランス政府が「赤ワインをあまり飲まないように」と公式見解を発表。後に、無添加ワインの需要が高まる。

②摂取量が多くなりがちな添加物を知る

アミノ酸グルタミン酸ナトリウム

ここでは重要な栄養素の”アミノ酸”ではなく、うまみ調味料ともよばれるグルタミン酸ナトリウムが主成分。

≪含まれる食品≫

うまみやコクを補うために、ありとあらゆる食品に添加されている。

≪被害≫

胎児・乳児の脳形成期に悪影響の恐れがあるため、アメリカでは現在もベビーフードへの使用を禁止。また神経興奮性作用、性成熟異常、性ホルモンの減少を引き起こす危険性がある。

安息香酸ナトリウム

≪含まれる食品≫

清涼飲料水・栄養ドリンク・マーガリン・シロップなど保存料として使用される。

≪被害≫

ラット動物実験で、5%の安息香酸ナトリウムを加えたラットは2週間で全てのマウスがけいれんを起こして死亡した。
ビタミンCと反応すると発がん性物質であるヘンゼンに変化。基準値を超えるヘンゼンが検出され自主回収にいたった清涼飲料水もある。